CIDPとは
CIDPとは、慢性炎症性脱髄性多発神経炎(chronic inflammatory demyelinating polyneuropathy:CIDP)は、免疫機能の異常により末梢神経の髄鞘が障害され、進行性・再発性の運動・感覚障害を生じる稀少かつ難治性の疾患です。
日本における患者数の推移
CIDPの全国調査は2004年から2005年にかけて行われ、その患者数は人口10万人あたり1.61人と推算されていましたが、その後に新たな診断基準が確立され、2021年のCIDP全国調査によると、国内患者数は推定4180名、人口10万人あたり3.31人と大幅に増加しました。
現在の治療法と課題
治療法としては、ステロイド、免疫グロブリン、血漿浄化療法の3つが主な治療法ですが、近年様々な免疫治療薬が開発されてきています。一部の患者様は良好な経過をたどる一方で、治療への反応が悪く、難治性となる患者様も少なからずいらっしゃいます。
一人ひとりに見合った、治療を目指して
複数の治療選択肢がある中で、どの治療法が各患者様に最も有効かを予測する手段は今のところ明らかになっていません。そのため本レジストリ研究を始めとして多くの研究者が、患者毎の治療最適化に向けて研究を進めています。
慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチーレジストリ(神経免疫疾患レジストリ)の概要





